Mintのサービスが2024年3月23日で終了|Credit KarmaとEmpower

パーソナルファイナンス管理ツールのMintが、2024年3月23日でサービス終了となります。Mintが無料ツールのなかでも断トツに使いやすかったので、残念です。

なお、本記事はアメリカの資産管理ツールに関する話です。

無料ツールであり、かつ、多くの銀行口座を紐づけて一元チェックできるツールとしては、Credit Karma(Mintの移行先)とEmpower(旧パーソナルキャピタル)があります。

Credit Karma(CK)について

①MintのサービスがCredit Karma (CK) に引き継がれた。Credit Karmaのアカウントを作っておき、Mintアプリを開いた際に出てくる移行ボタンを押すと、移行は完了。

②Credit Karmaアプリに「Net Worth」タブが追加され、そこのCashの項目において紐づけた銀行口座が一覧表示される。しかし残念ながら、各口座をクリックしてもTransactionsを見られない(Mintではできた)。

③「Net Worth」タブのTransactionsの項目においてアクティビティは一覧表示されるが、見づらい。例:「Interest Paid」とだけ表示され、各アイテムをクリックするまでどこの口座の収支なのか分からない(Mintではできた)。

④「Net Worth」タブのDebtsの項目においてクレカのアクティビティを見られるが、イマイチ見ずらい(好みの問題もあり)。個人的にはこの機能は使わないかも。

Empower(旧名称:Personal Capital)について

①「Net Worth」において紐づけた銀行口座が一覧表示される。各口座をクリックするとTransactionsが見られる点ではよいが、一部の銀行については口座番号下4桁が表示されないので、どの口座の情報を見ているのが分からないときがある。

②「Transactions」においてアクティビティは一覧表示されるが、見づらい。例:「Interest Paid」とだけ表示され、各アイテムをクリックするまでどこの口座の収支なのか分からない。

③投資関係のアカウントも管理でき、リタイア後の資産推移予想グラフ(retirement planner)も利用できる。

④投資アドバイザーと話(有料)をしますか?と聞いてくるので、いちいちNoを選択する必要がある。

⑤一部の金融機関の紐づけができないか、syncがうまくいかないときがある。

まとめ

個人的には、資産管理アプリに求めるのは、「たくさんの銀行口座の残高・アクティビティを一覧できる」ことです。

Credit Karmaのほうが、Empowerよりもsyncがうまくいっているので、Credit Karmaを使うことにしました。

いずれにしても、資産管理アプリは「変なアクティビティがないか監視するため」の補助的な利用にとどめ、各銀行のアプリで確認する必要があります。

クレカ履歴のチェックに関しては、クレカ(銀行)のアプリを見たほうが早いので、いずれは、クレカ情報の紐づけは解除する予定です。

 

 

 

 

 

 

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