将来の本帰国へ向けたマインドセット

将来日本へ本帰国することを見据えて、考えていることを、書いてみます(適時更新)。

 

雑感

現在はグリーンカードアメリカ在住ですが、あまり年を取らないうちに日本へ本帰国したいと考えています。

まずは、日本とアメリカを行ったり来たりする生活を数年して、タイミングを見計らってGCを放棄するという流れになると思います。

長年アメリカ在住した後に本帰国することを、何年も前から準備することを扱っているブログがあまりない気がします。というか、そんなこと考えている人が少ない?

考えていること(順不同)

日本の家

日本で家族の家に同居させてもらうかもしれませんが、現時点では一応家を買うことを想定してリサーチしています。

  • 住みたい場所は決まっているので、アットホーム(サイト)でちょくちょく物件情報を見てます。アメリカのレッドフィンと違って、日本では中古マンションの中の写真を一切載せていない物件が結構多いという印象。逆に、日本では必ず間取り図が載っていて便利。
  • 駅近の中古マンションを買って、リフォーム(水回り交換、天井・壁・床貼り換え)をするのがよさそう。
  • 状態によっては、壁、枠、建具は自分で塗装するかも(趣味で)。
  • 数か月、物件情報を見ていて、だいたい相場観や価格動向が分かってきました。現時点での結論は「買い急ぐことはない」ということです。
アメリカの家

今の家に引っ越してきたときに、持ち物や家具をかなり減らしました。一方、小さ目で折り畳みできる本棚は、車で運べるし、家の中での移動も簡単で、重宝しているので、全部持ってきました。

とりあえず、家具はもう買わないようにしてます。前の家と今の家で、壁のペンキ塗りしたり、リフォームしたり、いろいろ飾ったり、は十分楽しんだので、これからはダウンサイズする方向にしたいです。

一方、家の価値を維持するためのメンテは大事です。

日本への引越

まだ先のことなので細かいことは考えていませんが、イメージとしては、日米を行き来するついでに荷物をスーツケースに入れて運べば済むかもしれません。

運ぶのは、書類系、洋服、愛用している小物・生活用品、ぐらいを予定してます。家具、寝具、額入りアート、食器、自転車、などはもっていかない予定。

エステートプラン

エステートプランとしてwill, trustを設定しよう考えたことがありますが、保留にしました。理由は、自分たちは資産家ではないこと、高齢でないこと、子どもが大きくなってきていること、口座を持っているオンライン銀行の多くがトラスト設定ができないこと、などです。

万が一があったときのプロベート対策としては、銀行口座や401k口座をPODにしてbeneficiaryを指定すれば十分です。ざっと調べた感じでは、オンライン銀行だとトラスト設定はできないところが多いけれどPOD設定はできるようです。

日本にある資産については、簡単な遺言書を自作しました。ネットで勉強して遺言書の成立要件を満たす形にしてます。いずれは、日本法と州法に抵触しない遺言書を、アメリカの財産と日本の財産の両方について、日本語と英語併記で、自作する予定。必要に応じて専門家に相談しますが、いまのところネットにある情報で勉強すれば自作できそうです(Coasting Catは日米で多少の法律的素養あり)。家族関係・財産関係が複雑ではないので、ほぼ定型文書でいけそうです。一番大事なのは、財産目録ではないでしょうか。これをしっかり作って、適時アップデートしていくのがミソかと。

アメリカの銀行

どの銀行が非居住者フレンドリーなのかは、今後変わっていく可能性もあるので、現時点では軽く調べる程度にしてます。

本帰国するまでには、オンライン銀行はクローズして、メガバンクのsavings, checking口座だけにする予定。ということで、5年CDなどの長期CDはもう作らないようにしてます。

若気の至りでRevocable Living Trustを設定している銀行口座があるのですが、管理が面倒(CD満期でクローズや更新するには電話しないといけない、明細をペーパーレス受取りできない等)なので、数年以内にはこれらの口座はなくす予定です。

アメリカのクレカ

たくさんもっているクレカのうち、いらないものは順次クローズしていきます。

最終的には、アメリカ発行クレカを1、2枚にします。

日本での買い物は米国クレカでなるべく払うのがよさそう。両替・送金の手数料をかけずにドルを円で使えます。

アメリカに家族が住んでいるので米国住所もあるから、米国銀行口座も維持できて、そこから米国クレカ支払いできます。

クレカは、foreign transaction feesのかからない、年会費無料で、キャシュバック系、メガバンクが提供するもの、がいいです。

リサーチポイント:foreign transaction fees無料のクレカのなかでも、クレカによって為替レートが異なる(為替レートのほうで実質的に手数料をチャージ)ので、どのカードにするか検討要。

ショップ系アカウント系のシンプル化

先日、たくさんのショップ系のアカウントをクローズ・プロファイル削除依頼して、シンプル化しました。

リバウンドしないように、オンラインで買い物するときは、アカウントを作らずにゲストとして注文ができる場合はそうして、支払いもできるだけペイパルにしています。

日本への送金のしかた

アメリカの銀行にあるお金を日本へ送金する方法については、今後変わっていく可能性もあるので、現時点では軽く調べる程度にしてます。

いまのところ把握しているのは以下。

①WISEの送金サービス(0.5%ぐらいの手数料で両替できる。日本のATMから引きだしには手数料かかる。)

②Revolutの送金サービス(プレミアムになると、大金でも両替手数料無料。しかし、日本の銀行に日本円で送金する際、2%の送金手数料がかかる点がネック。)

③IB証券(送金のためだけにIB証券を利用している人があまりいない印象。おそらくもっとも費用が安く送金できるけど、難易度が高い。)

その他の手続き

日本で住民票を入れる等の細かい手続きは、実際に本帰国することになってから準備すればいいと思います。

GC放棄がらみの手続きも、その時になったら、必要に応じて専門家に相談してやります。

 

 

 

 

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