非居住者でも使える日本の銀行口座|プレスティアの利用体験談

海外在住でも使える日本の銀行口座について、まとめています。

非居住者でも使える日本の銀行口座

①すでに海外在住の場合、基本的には、新規に日本の銀行口座を開設することはできません。新規に開設するには、日本へ本帰国し、住民票を入れてからになります。

②一方、すでに持っていた日本の銀行口座があって、日本国外へ移住・赴任した場合には、以下の銀行であれば口座を維持することはできます。(他にも、非居住者が維持できる銀行口座はありますが、ここではメジャーどころだけを書いています。)

このうち、三井住友と三菱UFJは、口座維持手数料がかかります(免除条件あり)。一方、みずほ銀行は口座維持手数料がかかりません。プレスティア(旧シティバンク)も、50万円相当額以上を入れておけば、口座維持手数料がかかりません。

10年以上前に渡米したCoasting Catですが、当時、みずほ銀行とプレスティア(当時は、シティバンク)の口座を持っていて、現在も利用しています。みずほのほうは、日本円での細々とした支払(引落)・引出・入金に便利、プレスティアのほうは、日本円以外の外貨でお金を管理するのに便利、と感じています。

プレスティアの利用体験談・雑感

実際に海外在住をしていて、プレスティアの利用体験談・雑感を書いてみます。

① まず、旧シティバンクからプレスティアへの移行は、スムーズでした。ログイン情報や口座情報など、全てがそのまま移行されました。プレスティアのサイトにも、特に不便は感じていません。

② ちょっとした質問があるときは、オンライン上のチャットが便利です。有人チャットで、さくっと回答してもらえます。ただし、有人チャットでは、サービスに関する一般的な質問はできますが、具体的な個人の口座に関する質問・リクエストはできません。

サイトにログインしたり、有人チャットを利用する際には、VPNで日本からインターネット接続にしなくても、問題なくできています。

③ プレスティアのUSD(米ドル)普通預金口座にあるお金を使って、USD定期預金口座を開設してみました。

開設は、全てオンライン上でできましたが、最初なぜかエラーが出て、VPNで日本からのインターネット接続状態にしてから再度トライしたところ、うまくいきました。

④ 銀行預金は、10年間放置すると休眠預金とされてしまう恐れがありますが、金融庁のサイトや内閣府大臣官房政府広報室のサイトによれば、外貨預金は、休眠預金の対象とはならない、と記載されています。外貨定期預金が休眠預金の対象外であることを、プレスティアの有人チャットで確認しました。

⑤ 外貨預金・外貨定期預金は、ペイオフ保護の対象外です。

プレスティアは大手ですが、絶対破綻しないとも言えないので、外貨預金・外貨定期預金はもともとプレスティアにあった少額だけでやってます。アメリカの銀行のほうがFDIC保護が1行当たり$250kあるし、CDやsavingsの利率もよいので、現時点でアメリカからプレスティアへ送金する必要もないですから。

一方、将来、日本へ本帰国する際には、アメリカから日本へまとまったお金を送金します。その際には、お金を受け取る銀行として、プレスティアが使えます(リフティングチャージなし)。

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