Scan&Goの体験談と、過去に出たクーポンなどを書いています。
- 1.アマゾンフレッシュの実店舗
- 2.アマゾンフレッシュのScan&Go(スキャンアンドゴー)を利用した体験談
- 3.これまでに出たアマゾンフレッシュのクーポン
- 4.アマゾンフレッシュはオンラインショッピングがメイン
- 5.Amazon Oneの手のひら認証
- 6.まとめ
1.アマゾンフレッシュの実店舗
アマゾンフレッシュ(Amazon fresh)の実店舗はCA, IL, MD, PA, VA, WA, NY, NJ州にあります。
2.アマゾンフレッシュのScan&Go(スキャンアンドゴー)を利用した体験談
(1)アマゾンフレッシュのScan&Goのしくみ
アマゾンフレッシュの店舗では、「Scan&Go決済」というシステムを取り入れているので、利用してみました。
レジに並ぶ必要がないので、一見すごく便利なシステムですが、結論からいうと、Scan&Go決済を3回利用してみて「Scan&Goは不便」という考えに至りました。
(2)Scan&Go が不便と考えるに至った理由
オーガニックのニンジンをいったんカートに入れた後、オーガニックニンジンを陳列棚に戻して、オーガニックではない普通のニンジンをカートに入れました。
家に帰ってからアマゾンのウェブサイトで購入履歴を見ると、戻したはずのオーガニックニンジンがチャージされていました。
カスタマーサービスに電話して、オーガニックニンジンのチャージはキャンセルしてもらいました。(なお、このエラーによるチャージのキャンセルは、アマゾンのウェブサイトから簡単にできるようです。)
どうして、上記のような事態が発生するのか考えてみました。
- 「その商品がカートに入っているか」「カートから商品を陳列棚に戻したか」の認識精度(スキャンの精度)が悪い。
- ショッピングカートには、センサーはついているが、ディスプレイ(モニター画面)がついていないので、「システムが、どの商品がカート内にあると認識しているか」が分からない。
- 買い物をした時点ではレシートをもらえない。
レシートがメールされてくる(または、アマゾンの購入履歴に反映される)までに、少なくとも数時間かかり、買い物をした時点では、「何を買って、いくら払ったのか」をレシートで確認できない。
このような大きなデメリットがあるため、4回目以降はScan&Go決済は使わず、通常のレジに並んで決済しています。
3.これまでに出たアマゾンフレッシュのクーポン
アマゾンフレッシュの実店舗で使えるクーポンに、ずいぶんお世話になりました。
(1)実店舗オープン時|紙クーポン
アマゾンフレッシュの実店舗が近所にオープンしたころは、大判ぶるまいの紙クーポンが各種($10 off $20+, $20 off $40+, $20 off $50+)出ました。紙クーポンのゲット方法:①紙DMで送られてくる、②新聞折り込み紙チラシにクーポンが載っている、③店舗で小さいクーポン券をもらう。これらの紙クーポンは実店舗でのみ使え、オンラインショッピングでは使用不可というものでした。
(2)実店舗オープンから数か月後|QRコード
店舗オープンから数か月すると、紙クーポンはほとんどなくなりましたが、eメールで$20 off $50+のQRコードがときどき送られてきました。こちらも、実店舗でのみ使えるクーポンでした。
(3)アマゾンプライムデー(Prime Day)の紙クーポン
2022年7月12~13日のアマゾンプライムデーには、実店舗のみで使える紙クーポン($20 off $40+)が出ました。
(4)新聞折り込み紙チラシに出るクーポン
ときおり、新聞折り込み紙チラシ+eメール(QRコード)で、割引クーポンが出ました。
例えば、2022年10月下旬に、$5 off $10+のクーポン(実店舗でproduce(野菜・果物)の購入のみに使用可)が出ました。
2022年12月中旬に、$10 off $20+のクーポン(実店舗でチーズ又はシャルキュトリ(charcuterie:食肉加工品)の購入のみに使用可)が出ました。
2022年12月28日~2023年1月3日期間限定で、$10 off $20+のクーポン(実店舗でprepared foodsの購入のみに使用可)が出ました。
2023年5月17日~5月23日限定で、$20% off $50+のクーポンが出ました(アマゾンプライム会員限定)。
新聞折り込みチラシは、店舗入り口に山積みされているので、買い物帰りにチラシをもらって帰れば、また次の買い物でクーポンを使えます。
ただし、新聞折り込みチラシにはクーポンが載っていたのに、店舗に置いてあったチラシはクーポンなしバージョンのこともあります。
(5)抜き打ちで出るクーポン
2023年1月に、アマゾンフレッシュ実店舗に、アマゾンへ返品する商品を持っていきました。返品した際に、$5.01以上の買い物で$5 off (1/1/2023 – 6/1/2023)の紙クーポンをもらいました。こういう、抜き打ちで出るクーポンもあります。
(6)Amazon Pickupを利用して$10ゲット!
アマゾンで$25以上注文し、近くのAmazon pickup locationsの中からピックアップ場所を選んでピックアップにすると、$10オフとなるキャンペーンがありました(2023年6月30日まで)。注文確定前に、オファーコードPICKUP10OFFを入れると$10割引に(検証済)。
というわけで、いろいろなクーポンが出るたびに、アマゾンフレッシュの実店舗で買い物しました。品質は問題ないのですが、品揃え・値段の点で、個人的には「クーポンがないならアマゾンフレッシュで買う理由はない」と考えてます(さんざんクーポン利用しておいて、辛口ごめんなさい)。
4.アマゾンフレッシュはオンラインショッピングがメイン
アマゾンフレッシュの店舗にいくと、店員さんが陳列棚から商品をとって紙袋に詰めているのをよく見かけます。オンラインショッピングで注文を受けた商品を紙袋に入れているのです。
アマゾンフレッシュが本当に目指しているのは、「オンラインショッピングで買い物してくれる固定客をたくさん獲得すること」なのだと思います。多忙な人であれば、こういうサービスは便利ですよね。
5.Amazon Oneの手のひら認証
Amazon Oneは、アマゾンプライム会員を対象に、事前にAmazon Oneにサインアップしていれば、手のひらをかざすだけで入店と決済ができる、新サービスです。
つまり、スマホを取り出してスキャンする必要すらないということです。極論すれば財布・スマホを家に忘れてきても、買い物ができてしまうということです。
アマゾンフレッシュの店舗の入り口ゲート付近にある黒いKiosk(Amazon Oneの機械)で、Amazon Oneにサインアップできます。
以前にサインアップするとクーポンがもらえたので、サインアップだけしました。しかし、Scan&Goを利用したくないので、必然的に手のひら決済も利用していません(買い物したら、その場でレシートがほしいから)。
6.まとめ
アマゾンフレッシュの実店舗における Scan&Goは、読み取りエラーを起こす場合があり、買い物をした時点でレシートをもらえないので、「便利そうに見えて、実は不便」という体験をしました。
アマゾンフレッシュはCoasting Catは最近全く利用していないのですが、アマゾンフレッシュのオンラインショッピングが利用者を伸ばしていることや、毎日のようにアマゾンのデリバリーの車を見かけるにつけ、アマゾン社の勢いを感じます。