①アメリカで発達障害の診断を受けるまでの経緯

発達障害関連の記事が有用だったとコメント下さった方、ありがとうございます。うれしいお言葉をいただいたので、WordPressブログのほうで非公開にしていた記事を、はてなブログのほうで公開することにしました。

1. 発達障害の診断を受けるまでの経緯

うちの子は、公立小学校のアドバンストクラス(選抜クラス)に入っています。

ある程度の学力等があるということで、学校側の審査に通ったためです。

しかし、コロナの影響で1年以上オンライン授業だったため、小3の段階で学校からパソコンが支給され、パソコンの面白さ(ゲームやユーチューブ)に目覚めてしまいました。

パソコン入力が必要な宿題が多く、宿題が遅々として進まない(ゲームばかりやっている)ことが多くなりました。

それと同じタイミングで、いわゆる「10歳の壁」にぶち当たったのか、急に、反抗的で、怒りやすくなり、だんだん、手に負えないレベルに。

今回は、備忘録もかねて、うちの子が発達障害の診断を受けた体験談をシェアします。

ここまで情報収集するのに、それなりに時間がかかりましたので、少しでも、読んでくれた方の役に立ったらうれしいです。

2. 小児科医に相談してもダメ

ADHDASDアスペルガー)等の疑いがあると思い、まずは小児科医(pediatrician)に相談しました。

大量の問診票に記入して、学校の担任の先生にも問診票記入してもらって、相談しましたが、結局、小児科医のコメントは「専門家に診てもらったほうがいい」というものでした。

うすうす分かっていたことですが、小児科医は発達障害は専門外。小児科医に相談した分、時間を無駄にした、と思いました。

3. 発達障害の専門家は大繁盛?

そこで、専門家に診断をお願いすることにしました。

しかし、またもコロナの影響で、発達障害の専門家はどこも大繁盛?しているらしく、複数のクリニックで順番待ち(wait listed)することになりました。

1年ぐらい待って、ようやく、1つのクリニックの順番が回ってきたのでした。

4. 精神科医臨床心理士

収集した情報を以下にまとめました。

✅ psychiatrist(精神科医)とclinical psychologist(臨床心理士)とは別。

✅ psychiatrist(精神科医)は、メディカルドクターであり、薬を処方することができる。

✅ clinical psychologist(臨床心理士)は博士号をもつドクターではあるが、メディカルドクターではない。発達障害の診断を行うことができる。ちなみに、スクールサイコロジストは、たくさんの学校を受け持っていて、発達障害の診断はしてくれない。

✅ counselor(カウンセラー)という肩書の人もいて、カウンセラーはドクターではなく発達障害の診断はできない。スクールカウンセラー(スクールサイコロジストとは別)、クリニックで働いているカウンセラー、などがいる。スクールカウンセラーに相談したのですが、ちょっとうちの子と話しをしてくれたのと、おすすめ情報サイトを教えてくれただけでした。こちらから強く要望しないと何もしてくれない印象。

5. 診断テストの所要時間・費用

今はちょうど 臨床心理士による診断テストをうけ、結果レポート待ちの段階です。

診断テストの所要時間は、親だけでZoom面談が1時間ぐらい、その後、本人のテスト(対面)に3~4時間ぐらい、でした。

費用見積もりは、全て込みで、保険適用なしで$3,000弱。診断前面談、診断、診断レポート作成、結果をふまえた面談、の合計見積もり時間に臨床心理士の時間チャージ(hourly rate)を掛けて見積額が出されました。保険を適用後の実際の支払見積もり額は、$800強。保険のプランがdeductible が高めのものにしていたので、支払いも高めになってしまいました。

6. アメリカの小学校での accommodation(配慮)

現時点までに収集した情報を、以下にまとめました。

✅ ASDADHDがある場合に、公立小学校で受けられるサービスとしては、IEP(Individualized Education Program)と504 Plan(Section 504 of the Rehabilitation Act)がある。

✅ IEPや504プランを受けるとしても、現在のアドバンストクラスに引き続き在籍可。

✅ IEPや504プランは権利であって義務ではないから、学校が認定しても、IEPや504プランを受けることを拒否できる。

✅ IEP: IEP は、learning disabilityがあり、かつ、それによりカリキュラム履修に影響する場合に、受けられる。special education扱い。アドバンストクラスの子がIEPにするケースは多くない。

✅ 504 Plan: IEPより、サービスを受けるためのハードルは低い。504 Planを受けるには、専門家の診断書は要件とはされていない(診断書があった方が helpful ではある)。

✅ 504 Plan: Local screening(所属小学校での審査)を行い、504 Planを受けられるか審査を受け、可の場合は、カウンセラー、先生、親が、どのようなaccommodations(配慮)をするのがよいか話し合う。

7. まとめ

うちの子が発達障害の診断テストを受けた体験談をシェアしました。

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